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OWNDAYSが11月に中東へ進出 ドバイモールに出店(1/2 ページ)

OWNDAYSは、中東への進出を決定した。今年11月中旬にアラブ首長国連邦のドバイにある商業施設「The Dubai Mall(ドバイ モール)」に出店する。独自のビジネスモデルを世界でも適応していく方針。

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 アイウェアの製造と販売を手掛けるOWNDAYS(那覇市)は9月8日、中東の小売企業Al Boom Marineとフランチャイズ契約を結び、中東に進出すると発表した。第1号店は、11月中旬にアラブ首長国連邦(以下、UAE)のドバイにある商業施設「The Dubai Mall(ドバイ モール)」にフラッグシップショップとして出店予定。アブダビにも第2号店の出店を計画している。


出店する「The Dubai Mall(ドバイ モール)」外観(出所:リリース、以下同)

「The Dubai Mall」館内

 各店で1000〜1500種類以上の商品を展示し、中東だけでなく多様な国籍の消費者が好みの商品を選べるようさまざまなサイズやデザインを用意した。商品が試着しやすい展示と、スタイリッシュな店舗を心がけたという。接客は日本人のマネージャー1人が駐在し、他にトレーニングチームを派遣することで、世界共通のサービスを指導する。


中東エリア第一号店「OWNDAYS The Dubai Mall」内装イメージ

 一部商品は、事前に日本国内に住む中東出身者に協力を依頼し、数種類のフレームのアンケート調査を実施。また以前から実施しているイラクでのメガネ配布活動のデータを元に、商品を開発したという。価格は現地で流通しているメガネよりも金額を抑え、日本円で約1万5000〜3万円程度にしている。

 OWNDAYSは、海外でもフレームとレンズ代金込みの追加料金がかからない価格設定と、最速20分で商品を渡す独自のビジネスモデルにこだわり、全店で適応する方針だ。日本と同じく手厚い保証とサービスも提供する。


1000〜1500種類以上の商品を展示

 世界中で進む高齢化によって、メガネのユーザー数は年々増加傾向にある。またコロナ禍におけるステイホームや企業のテレワーク推進により、世界的にも仕事や娯楽でパソコンやスマートフォンに多くの時間を費やすようになった。スクリーンを見る時間の増加と、その結果としての眼精疲労の増加が、視力矯正と抗疲労のためのメガネの需要増加につながっている。

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