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シニアは「扱いづらい」「ITに弱い」はもう古い! “企業を元気にする”成功例(1/3 ページ)

シニア層の求職者が増えている。しかし、企業側がシニア採用に対し「コミュニケーションが難しそう」「ITに弱く、業務が困難なのでは」という懸念を取り払えないでいるケースも多い。そんな中、うまくシニア人材を活用している企業には共通点があった──。

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 健康寿命が延び、定年を迎えても「まだまだ元気」という人も多い。65歳以上の高齢就労者数は、2004年以降、16年連続で増加し、19年には892万人と過去最多になった。就業率は65〜69歳で48.4%にのぼる。


「定年後も働きたい」というニーズが増えている(提供:ゲッティイメージズ)

 就労者数は増えているものの、50代以上は年齢がネックとなり、自分のキャリアを生かした職に就きにくいのが現状だ。一方、企業においては人手不足を抱えながらも、シニア採用は「コミュニケーションが難しそう」「ITに弱く、業務が困難なのでは」という懸念を取り払えないでいるケースも多いという。

 そんな中、シニアに特化した人材紹介事業を運営するシニアジョブ(東京都新宿区)の代表取締役 中島康恵氏に、近年のシニア採用の傾向をインタビュー。うまくシニア人材を活用している企業の事例や、採用や定着におけるコツを聞いた。

成功企業の共通点

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