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超難関大学の米ミネルバと提携 なぜ社員6人のスタートアップが選ばれたのか:実現できた2つの理由(2/6 ページ)
福岡県糸島市を拠点とするスタートアップのこっから社が、ミネルバ・プロジェクトと提携を発表し反響を呼んだ。両社が実施する社会人向けリーダーシッププログラム「マネジング・コンプレキシティ」の内容と事業提携にいたった背景をこっから社に聞いた。
複雑性を増す世の中で、変化への対応力を育成
こっから社とミネルバ・プロジェクトの提携の皮切りとして提供されるのは、国内初のリーダーシップ育成講座「マネジング・コンプレキシティ」だ。これは、管理職や経営幹部向けのプログラムで、10週間にわたり12のテーマに沿って講義が実施される。一連の講座を通して、複雑性を増すグローバルなビジネス環境において、変化に対応しながら組織を先導できるリーダーシップの育成を目指す。
ベースとなるのは、複雑な物事を多角的に観察し、丁寧に読み解いていく「システム思考」。さらに、近年、重要視されるEQ(感情の知能指数)や自身の存在価値を掘り下げるようなパーパス型リーダーシップ、強い組織へ導くコミュニケーションやチームダイナミクスなど、現代のグローバルリーダーに求められる幅広いスキルを学ぶ。
ミネルバ大学とまったく同じメソッドで構成されており、徹底的に科学されたカリキュラムにより、単なる知識理解にとどまらず、現実シーンで役立つ実践的な知恵を身につけられるという。
価格は1人当たり49万5000円で、現状は法人への導入のみとなる。1クラスは15人までとなり、各社の意向により、1社のみで構成される場合もあれば、複数社のメンバーが入り交じることもある。
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