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超難関大学の米ミネルバと提携 なぜ社員6人のスタートアップが選ばれたのか:実現できた2つの理由(4/6 ページ)
福岡県糸島市を拠点とするスタートアップのこっから社が、ミネルバ・プロジェクトと提携を発表し反響を呼んだ。両社が実施する社会人向けリーダーシッププログラム「マネジング・コンプレキシティ」の内容と事業提携にいたった背景をこっから社に聞いた。
テスト実施では、平均スコアが2.2から3.3にアップ
本格稼働前のテスト導入として、日本の大手企業など数社が同プログラムを受講したところ、基準とするすべてのスキルにおいてスコアがアップ。平均スコアは、2.2(受講前)から3.3(終了時)に向上したという。
参加者からは、以下のような声が聞かれたそうだ。
「これまでの研修とは全く異なる体験ができるプログラム。スキルや思考フレームに終始せず、物事の捉え方や考え方の根本を見つめ直す機会になる」
「ファシリテーターが優秀で多くを学べた。互いに学び合う環境がよかった。研修後も学習習慣と行動変容を実感できている」
とはいえ、経営者やリーダーにはそれぞれに性格や強みがあり、同じ授業を受けても、みな同様にスコアが上がることは期待しづらい。同プログラムでは、各々の強みや弱みはどのように捉えるのだろうか。
「学習過程での個人差は当然出てくると思います。ただ、重要なのは『理解できた・できない』ではなく、『実践における自身の得意・不得意』を深く理解しておくこと。その上で、いま自分が直面している環境で、自分に何が求められているかを見極め、そこに成長ポイントを集中させていく取り組みが求められると思います」(黒川氏)
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