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りそなホールディングス南昌宏社長が語る コロナ禍でも業績好調の理由アプリは431万ダウンロードを突破(6/6 ページ)

りそなホールディングスは2022年3月期の中間決算を発表。銀行本来の業務からの利益である「資金利益」「フィー収益」「その他業務利益」の合計である業務粗利益は、前年同期比58億円増の3231億円で、親会社株式に帰属する中間純利益は同244億円増の808億円だった。同社の南昌宏社長にコロナ禍でも好業績の理由や今後の戦略を聞いた。

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コロナ禍での経営

 最近は、オミクロン株という変異株が突如現れ、ワクチン接種が進んで楽観的になりつつあった世界に、まだ新型コロナは終息する気配をみせてないことを見せつけた。コロナ禍での経営について話し、南社長はインタビューを締めくくった。

 「第6波が到来し、不確実性が高まっているので、最悪の事態を想定しながら準備を怠らないことが大事だと思っています。コロナはお客さまの常識や価値観を揺さぶったと思っています。顕在化していなかったニーズが顕在化され、コロナがあぶりだした課題と新しいビジネスチャンスが相当あると思うので、お客さまに役立つソリューションを数多く提供できるかが勝負の別れ目です。それには先ほど述べたように、私たちが早く変わることが出発です。お客さまの側に立つことを見失わない。そのことを忘れないようにしたいです」

 15年に公的資金を完済したりそながここまで来たのは、さまざまな変化をしてきたからだ。南社長も、時代に合わせてグループが変わっていくことについて全く恐れていない。変化をし続けていく限り、りそなはコロナといった天変地異的なことがあっても生き残る企業になるはずだ。

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