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東京・銀座にダイソー、ワッツ、スリーコインズが続々出店 採算は取れるのかシミュレーションしてみた磯部孝のアパレル最前線(3/5 ページ)

2020年から始まった新型コロナウイルスの感染拡大から2年がたつ。新型コロナウイルスは街の景色をもすっかり変えてしまった。東京・銀座も例外ではない。現在でも日本一高額な土地の代表格である銀座に、現在100円均一ショップの出店が増え始めている。

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100均業界最大手の大創産業は旗艦店を出店

 そして、4月15日に100均業界最大手の大創産業が、これまた銀座に「DAISO(ダイソー)」「Standard Products(スタンダードプロダクツ)」と、リブランディングした「THREEPPY(スリーピー)」の3ブランドを集積した初のグローバル旗艦店をオープンさせた。

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「マロニエゲート銀座2」6階にオープンのダイソー銀座旗艦店(編集部撮影)

 場所は旧プランタン銀座のユニクロトーキョーが入る「マロニエゲート銀座2」。今年1月に退店したニトリ跡地の6階部分への出店だ。1フロアを全て使った売場面積497坪(約1645平方メートル)の大型店で、3ブランドを融合させたことで幅広い性別・年齢層の顧客を獲得する狙いのようだ。

 退店したニトリは、15年4月に当時の百貨店「プランタン銀座」6階に東京都心1号店として出店。プランタン銀座が閉店した後、17年3月に5〜6階に増床リニューアル。20年6月には、ユニクロトーキョーが1〜4階を占める形となっていた。

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マロニエゲート銀座2のニトリ跡地にダイソー旗艦店が出店

 退店後は、約3キロ離れた「晴海トリトンスクエア店」を新たにオープンさせたものの、業態はインテリア雑貨に特化した「ニトリデコホーム」で、大幅に品ぞろえを縮小させた格好となる。

 今回の大創産業のグローバル旗艦店は6階のみの出店で、5階フロアは空きテナントのまま。ユニクロと大創産業の間に出店する店舗は、ユニクロのグループ企業であるジーユーや、都心部の出店を目指すほかのディスカウントチェーンなのか、注目したいところでもある。

 さらに、大創産業銀座グローバル旗艦店の目の前に位置する「西銀座デパート」には、おしゃれなプチプラ雑貨店として人気の「スリーコインズ」が、4月27日にオープンする予定まである。売場面積は140.72坪(約465平方メートル)で、関東最大の店舗となる。

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