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今年のクリスマス商戦はコンビニが不利!? ファミマが警戒する“曜日”の問題:「定番」ファミチキ6個セットが復活(2/2 ページ)
ファミリーマートが2022年のクリスマス戦略を発表した。今年のクリスマスはコンビニにとって不利なのだという。いったいなぜ?
お得の訴求としては、9月17日〜12月1日午前9時までの期間限定で、Web予約をすると対象のケーキ5品が500円、対象のチキンセットが150円引きとなるキャンペーンを実施する。前年はそれぞれ400円、100円の値引きだったところを拡大した。
あわせて、対象のチキンやオードブル商品1品の購入につき、対象の1.5/2リットル飲料1本の無料引換券も配布する。その他、商戦が本格化する12月20〜25日は対象のチキン4品を購入した際、1品につき20円引きする。値上げラッシュの影響は同社にも及んでおり、商品の多くが前年水準から10%ほど値上げとなる中、少しでもお手頃感を訴求していく考えだ。
定番商品としては、前年は販売していなかった「ファミチキ6個セット」(12月13〜19日は1188円、20〜25日は1038円)を復活させた。クリスマス限定商品を打ち出していく上でいったんは降板となった同商品だが「クリスマスにファミチキを食べたいという声が多く寄せられた」(木下氏)といい、応えた形だ。
その他、「クリスマスパーティーの定番」と橋本氏が話すサーモンを使用した「サーモンといくらのサラダ」(1380円)や前年好調だったピザ領域では「北海道産モッツァレラチーズ使用のマルゲリータ」(1280円)などを展開する。
日程の不利を、こうした戦略で跳ね返せるか。
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