インタビュー
HPのパーソナルシステムズ事業責任者に聞く日本戦略:ハードからソリューションへ(5/5 ページ)
米HPのパーソナルシステムズ事業担当プレジデントのアレックス・チョウ氏に、日本での事業展開を聞いた。
魅力的な商品を開発し続けられるか
コロナ禍によって在宅勤務が増えたこともあり、直接部下に会えない状況が一部で続く。人をマネジメントする難しさは何なのかを聞いてみた。
「まずは従業員の安全の確保が大切ですね。当社でも経営層は、従業員の仕事と生活をどのようにサポートするべきかを時間をかけて話し合いました。
先ほど話したように、在宅勤務では生産性を維持することが困難なので、その調整に苦労しました。現在は在宅勤務の働き方も残しつつも、オフィスなどで対面での従業員同士のつながりをどう確保するか、そのバランスをとるのかが課題ですね。対面は会社への帰属意識を高め、意見交換がしやすいですから」
このバランスが、今後どの企業でも課題の1つになるだろう。
新型コロナの感染が爆発した当初は、パソコンやその周辺機器の品薄感が出たものの、その需要は一巡した。第4四半期の売り上げが減少した理由の1つだろう。
IT機器は車や家具ほどではないものの、耐久消費財でもあるので、買い替え需要はある。だが、それだけを待っていては業績は伸びない。ニーズの減少を補うべく周辺機器、ソフトウェアやサービスの販売にも注力しているが、ドラゴンフライのように「買いたい」と思わせる魅力的な商品を開発し続けられるかが今後のポイントとなりそうだ。
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