2015年7月27日以前の記事
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部下が相談する気をなくす、上司の無神経な「たった一言」「キレイごとナシ」のマネジメント論(3/6 ページ)

部下が報連相しようとしたときの上司の何気ない「ある一言」が、部下の心を萎縮させているのだ。

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「報連相」こそが最強のコミュニケーションツール

 私は報連相こそが、組織内コミュニケーションを活性化するうえで最も重要なツールだと考えている。報連相さえ極めれば、上司と部下との関係が崩れることはないだろう。

 「え? 報連相? 今どき?」

 このように受け止めた人も、多いのではないか。「報連相を徹底するだけで職場の人間関係が良好になるのなら、誰も苦労しない!」と思う人もいるはずだ。しかしこれは紛れもない事実だ。

 笑顔であいさつをすることも、部下からのメールに即レスすることも、会議資料の提出期限を守ることも、全て普通のことだ。誰もそんな秘訣を知っても心が躍らないだろう。しかし、これらをおろそかにしている人も実に多いのだ。

 従って、報連相についてもこの機会にしっかり見直していこう。20年近く現場に入って支援をしてきたが、報連相が徹底されている企業はとても生産性が高くなる。

 それでは、そもそも本当に意味のある「報連相」とは何かについて触れたい。

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