「即レスって意味あります? 明日でもよくないですか?」――と部下に言われたら、どう返す?:「キレイごとナシ」のマネジメント論(3/5 ページ)
「いいから早くやれ!」というのは簡単だが……。
最も生産性の高いレスの仕方とは?
では、最も生産性が高いレスの仕方は何か?
答えは「読みながらレスすること」だ。
「インラインで失礼します」と一言書いておき、相手から送信されたメールを引用しながら返信をしていく。全文を読んでから返信文を書くと認識のズレが発生する場合もある。相手のメールが長文の場合は特にそうだ。だからポイントを絞りながら、レスを書いていくのがベストである。
例えば、総務から以下のようなメールが来たとしよう。
田中さんへ
お疲れさまです。
先日の飲み会は楽しかったですね。
Bさんはあの後、二次会、三次会も行ったそうです。
田中さんも二次会へ行きましたか?
また同期を誘って行きましょう。
ところで、来週のプロジェクト会議についてです。
できればそのときに、
先日の飲み会で話したアイデアを皆の前で紹介してもらいたいのですが、どうですか?
部長に話したら、ぜひ会議で披露してほしいと言っていたので。
返信待っています。
以上
このメールに対して、読みながらインラインで返事を簡潔に書いていくのだ。
鈴木さん
田中です。お疲れ様です。
>先日の飲み会は楽しかったですね。
私も楽しかったです!
>Bさんはあの後、二次会、三次会も行ったそうです。
>●●さんも二次会へ行きましたか?
いや、あの後はM主任と一緒に帰りました。
Bさんは三次会まで行ったんですね。
>また同期を誘って行きましょう。
ぜひお願いします! その時は声をかけてくださいね。
>ところで、来週のプロジェクト会議についてです。
>できればそのときに、
>先日の飲み会で話したアイデアを皆の前で
>紹介してもらいたいのですが、どうですか?
秋の展示会に関するアイデアのことですね。
>部長に話したら、ぜひ会議で披露してほしいと言っていたので。
>返信待っています。
そうでしたか。すごく嬉しいです。
それでは、来週のプロジェクト会議までに準備しておきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
以上
飲み会の内容と業務連絡を一緒にメールしてくる人もどうかと思うが、こんな困ったメールに対しても、こう返信すれば効率的な上に、相手の質問に漏れなく答えられる。
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