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「後はやっとくね」が部下をつぶす――令和のマネジメントに潜む“やさしい絶望”:「キレイごとナシ」のマネジメント論(1/4 ページ)
フィードバックを途中で終える“優しすぎる上司”が、若手の成長機会を奪ってしまう実態に迫る。
「キレイごとナシ」のマネジメント論
常に目標を達成させる「常勝集団」をつくるために、キラキラしたビジネスtipsは必要ない。組織マネジメントを専門とする横山信弘氏が、本質的なマネジメント論を「キレイごとナシ」で解説する。
期待していた若手社員が次々と転職してしまう。
そんな広告代理店があった。ブラックな働き方を強いているのかと思っていたら、その逆だった。相談に来た部長は、部下思いで有名だった。面倒見もよく、無理な要求はしない人物だった。しかし「この上司の下では成長できない」と判断し、次々と部下が去っていったという。
それはなぜか?
今回は、あるべき姿に達するまでフィードバックを続けない上司の問題について解説する。部下育成に悩む管理職や、真の意味で部下を成長させたいと考える上司は、ぜひ最後まで読んでもらいたい。
著者プロフィール・横山信弘(よこやまのぶひろ)
企業の現場に入り、営業目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の考案者として知られる。15年間で3000回以上のセミナーや書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。現在YouTubeチャンネル「予材管理大学」が人気を博し、経営者、営業マネジャーが視聴する。『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者であり、多くはアジアを中心に翻訳版が発売されている。
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