「ローソンの偏愛アイテム」まさかの人気、カタカナTシャツも売れてます(3/4 ページ)
ローソンが6月10日に限定発売した「偏愛アイテム」に、じわじわと注目が集まっている。特に、Tシャツは“ローソンらしさ”が際立ち、SNSで賛否両論が見られる。社内でも反発や疑問があったというが、実際売れているのか?
Tシャツはどちらも売れている
6月10日に発売してから1カ月強が経過した現在、どんな反響を得ているのか。
「ずば抜けて反響が大きかったのが『Tシャツ』です。今まで売り出したことがないもので目新しさもあったのか、SNSや店頭でさまざまな反応があります。販売数は、『ストライプ』と『カタカナ』どちらも同じくらいです。社内の多くは『ストライプしか売れない』と思っていたようですが、その予想とは異なる結果となっています」
販売数は同じくらいだが、購入者層は異なっていて、「ストライプ」は男性が多く、「カタカナ」は若年層や女性が多いという。社内でも、「カタカナ」は特に女性社員から好評だったそうだ。SNSの投稿を見ると、一部デザインを批判するような声もあるが、「ほしい」という声もかなり多い印象だった。
「ハンドタオル」も好調で、発売後2週間の「無印良品衣料品」カテゴリーの売上高は、前年比で6割以上伸長した。同製品と「シャープペンシル」は、通常の無印良品カテゴリーの購買層である30〜40代の女性から多く選ばれているという。
8月12日には、「偏愛アイテム」第二弾として2種類のTシャツが発売予定だ。それぞれ「からあげクン」と「ミルク缶」をデザインしたもので、M/L/LLの3サイズ展開。価格は1780円となる。
「ミルク缶のロゴは、比較的着やすいデザインだと思います。からあげクンは、よくあるキャラTのビッグプリントを参考に、好きなキャラクターがドーンとプリントされたTシャツを着たいと思う方に向けて開発しました。社内で着て歩くと、特に『からあげクン』は男性社員から好評ですね」
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