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なぜ若者は正月休み明けに仕事を辞めたくなるのか? 危ない「年末年始の過ごし方」:「キレイごとナシ」のマネジメント論(5/6 ページ)
多くの人が連休明けに苦しむのはなぜか。実は年末年始の過ごし方に大きな原因がある。
若者特有の「連休病」とは何か?
ここで若者特有の傾向についても触れておきたい。
最近の若者は、特に連休明けの仕事復帰に強い抵抗を感じる傾向がある。その背景には、いくつかの要因が考えられる。
まず、SNSの影響だ。
連休中、友人や知人がSNSに投稿する楽しそうな写真や動画を見続ける。するとどうなるか。自分も同じように楽しまなければ損だ、という気持ちになる。
「みんな海外旅行に行ってる……」
「温泉でのんびりしてる人ばかりだ……」
こういった投稿を見るたび、焦りが生まれる。そして無理にでも予定を詰め込もうとする。その結果、休暇なのに休めない。疲れが溜まるだけだ。
また、若者は「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視する傾向が強い。連休という貴重な時間を、いかに効率よく楽しむか。そればかりを考えてしまう。
「この連休で、できるだけ多くの経験をしたい」
そう思って予定を詰め込みすぎる。すると当然、疲労が蓄積する。連休明けには燃え尽きてしまうのだ。
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