さて、機能面を重視した“トレーニングギア”というコンセプトのMBT。デザイン性にはあまり期待できず日常使いは難しいのでは? と思う方も多いのではないだろうか。ここからは、秋冬モデルの中からその感覚をくつがえすようなモデルをいくつか紹介したい。
MBTのシューズは3つの軸をもとにデザインされている。そのなかでも最も身近なものは、日常的なフィットネスの一環として履くのに適した「カジュアル」モデルだろう。
今期の秋冬物で注目は、過去のMBTには無かったようなハイカットモデル「カジュアル 29M」だ。レースアップで足首までしっかり保護されており、機能面での充実はもちろんのことシンプルで飽きのこないデザイン。アウトドアでもタウンユースでもマイルドに履きこなせそうだ。
素材には、ゴアテックスファブリックスを採用し、ウインターシーズンでも快適な使用が可能。カラーはブラックで、サイズはUK5.5からUK10までの展開。価格は3万9900円。
もっともフォーマルなデザインで、歩き続けたり立ち続けたりすることの多い職業の方が仕事中のシューズとして履くことが多いのが「プロフェッション」モデル。
素材には、天然皮革フルグレインレザーを使用しシンプルで上品かつ重厚感のあふれるデザインのものが多い。ビジネススーツに合わせても違和感のないデザインと仕様になっている。
今回発表されたスワヒリ語で“怠けもの”を意味する「ロファ 06M」という名前のついたスリッポンタイプのシューズは、スリップ上に施されたギャザーがサポート性&履き心地を高めつつ、プロフェッション特有の上品さは残している。
カラーはブラックで、サイズはUK3からUK7までの展開。価格は3万3600円。
メインのラインアップでもある「スポーツ」モデルは、アスリートたちの調整用のシューズとしての役割を果たす。MBT特有の機能として大きな筋肉だけでなく関節周りの小さな筋肉も鍛えることができるため全身をまんべんなく調整、強化することができる。
今年の秋冬モデルでは、「スポーツ 13M」というモデルが発表された。素材には、天然皮革であるヌバックレザー、ゴアテックスファブリックスを使用し、デザイン性を保ちながらも快適な履き心地を実現している。
カラーはカーキとオレンジを配した“パンプキン”という色味で、サイズはUK5.5〜UK10の展開。価格は3万7800円。
特別な意識をしなくても、履いて日常生活を送るだけでエクササイズにつながるMBT。皆さんも日常の中に運動を取り入れてみてはいかがだろうか。
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