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» 2009年02月26日 08時30分 公開

今日から始めるデジカメ撮影術:第113回 ガラスと反射の関係 (2/3)

[荻窪圭,ITmedia]

コンパクトデジカメでも工夫次第で

 この手のゴム製レンズフードは、ネジが切ってあって、フィルタのようにレンズにねじ込んで使う。

 ではコンパクトデジカメでは使えないのか、というと、一眼レフのようにフードをきれいにはめこむことはできないものが多い。でも、要は「余計な光を塞ぐことができればいい」のである。

 レンズフードはレンズ径によっていろんなサイズがある。で、自分が使っているデジカメに合致するサイズのフードがあればこのようにかぽっと取り付けられるのだ。たまたま、この日に持っていたデジカメ(富士フイルムの「FinePix F200EXR」とカシオの「EX-FC100」)に52ミリのラバーフードがちょうどよかったのである。

フードを伸ばした状態(写真=左)。フードを縮めた状態でもレンズより前にフードがあるのでOk(写真=右)

 もちろんこれはフードをあてただけで何の固定もされてないのですぐぽろっと落ちちゃうのだが、撮るときは手で支えてやるかテープか何かで止めてやる必要がある。でもガラスにフードを密着させるので意外になんとかなるもの。気になる人は、自分のカメラに合わせてテープなりなんなりを使ってやるといい。

こんな風にカメラとガラス面の間に挟んでやればOk

 わたしはそのへんアバウトなので気にしないのだけれども。では、効果はいかほどか。

フードなし(写真=左)。フード使用(写真=右)

 ショーウインドーの中のうさぎを撮ってみた。1枚目はうさぎの左側に窓が写り込んでいる。フードなしだとこんな風になる。2枚目は映り込みゼロ。例えば、街を歩いててショーウインドーの中の何かを撮りたいとか、そんなときも使える。フードをひとつカバンにしのばせておいて(ゴム製なので折りたためば小さい)、さっと取り出してはさんで撮ればいいのだ。結構便利かも。

 続いて窓の外の風景を撮り比べ。

フードなし(写真=左)。フード使用(写真=右)

 効果は絶大である。

 さらにミニ三脚があれば手で押さえなくてもこんな風に固定できる。ただ、高層ビルの窓際は三脚禁止のところもあるので注意。

EX-FC100とミニ三脚とラバーフード

 このセットで夕焼けを撮ってみた。

 ガラス越しを気にしなくていいのは便利。ちなみに、ベストショットの「夕焼け」モードで撮影。シーンモードを使わないときは、ホワイトバランスを日光か曇天に固定し、少しマイナスの露出補正をかけてやるといい。

雲に隠れた夕日。露出補正は-2。ニコン「D90」(写真=左)。日没直前の太陽を富士山と一緒に。露出補正は-1。ニコン「D90」(写真=右)

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