富士フイルムは4月12日、3Dプリントを行う「FUJIFILM 3Dプリントシステム」をサンリオピューロランドへ導入すると発表した。4月24日に期間限定でオープンする新アトラクション「KITTY LAB」にて、オンデマンド3Dプリントサービスとして稼働開始する。
カマボコ状のレンズをはり付けたシート(レンチキュラーシート)を写真の上にはり付け、のぞき込む角度によって目に入る映像が異なるようにすることで、立体感を得る仕組み。3Dメガネなど特別な道具は必要なく、また、シートへ熱昇華型方式で画像をプリントするダイレクトプリント方式を採用することでスピーディーな印刷を可能としている。同社製3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」にも採用されている独自の画像処理技術「Image Intelligence」と3D画像処理によって、自然な立体感を実現するという。
同社は2009年に3D対応製品/サービスとして、デジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」、対応デジタルフォトフレーム「FinePix REAL 3D V1」、3D写真をプリントする「FUJIFILM 3Dプリント」を総合システムとして発表、提供している。
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