パナソニックは7月30日、コンパクトデジタルカメラ“LUMIX”「DMC-FZ100」を8月20日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は6万5000円前後。
高倍率の望遠レンズを搭載した「FZ」シリーズの最新モデル。昨年夏に発売された「DMC-FZ38」ではAVCHD Liteによる720p動画を可能としていたが、新製品ではAVCHD形式によるフルハイビジョン動画撮影(1920×1080ピクセル/60i)が撮影できる。動画については、記録形式がMotionJPEGになるものの、220fpsのハイスピード動画も撮影できる。
撮像素子は1/2.33型 有効1410万画素MOSセンサー(FZ38は1/2.33型 有効1210万画素CCD)で、高速読み出し可能というセンサーの特性を生かし、メカシャッターで「世界最速」(同社)という最高11コマ/秒の高速連写が行える。また、電子シャッターを利用すれば速度はさらに上がり、最高60コマ/秒の連写が可能だ。
レンズは“LEICA DC VARIO-ELMARIT(バリオ・エルマリート)”35ミリ換算25〜600ミリの光学24倍ズームレンズ。超解像技術を用いた「iAズーム」や撮像素子の中心部を用いることで画質劣化なしのズームを可能にする「EX光学ズーム」、それにデジタルズームも用意されており、すべてを併用すると269倍の望遠が行える。
背面液晶は上下270度/左右180度の可動域を持つバリアングル液晶で、サイズは3型(46万画素)。本体上部にはステレオマイクも搭載する。サイズは124.3(幅)×81.2(高さ)×95.2(奥行き)ミリ、約496グラム(本体のみ)。
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