2012年夏モデルとしてNTTドコモから発売中のシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE sv SH-10D」は、高速データ通信「Xi」とモバキャス「NOTTV」など最先端の機能とサービスに対応しており、加えて、カメラ機能もデジカメ並みかそれ以上と非常に高機能に仕上げられている。
薄型スマートフォンに高いデジタルカメラ機能が搭載されたこの製品。さっそく、デジタルカメラ部分にスポットを当てて紹介しよう。
高性能な1.5GHzデュアルコアCPU「Qualcomm Snapdragon S4 MSM8960」を搭載するSH-10Dは、カメラのスペックも非常に充実している。約1210万画素(記録画素数は約1200万画素)の裏面照射型CMOSイメージセンサーには、低ノイズと高い色再現性を実現する画像処理エンジン「ProPix」を組み合わせており、薄暗いシーンでもオートフォーカスの迷いなく、素早く明るい画像を撮影できる。
実写作例を紹介する前に、SH-10Dのカメラとして優れている部分として、思い立ったらすぐに撮影できる「ON速起動」を紹介しよう。スマートフォンのカメラ機能はどんどん高機能化しているが、意外に見落としがちなのが、カメラを起動させて撮影できるまでの時間だ。
カメラ機能をよく使う人なら分かると思うが、起動が遅いとそれだけで大変なストレスとなる。SH-10Dで「Feel UX」を使うとすぐに分かるが、ロック解除画面にはカメラアイコンが配置されており、アイコンをタップすれば、すぐさまカメラ機能が起動して撮影可能状態になる。この間、わずか約0.4秒であり、キビキビした動作は撮影意欲をかき立ててくれる。こういった部分への着目とチューニングは、カメラ機能にこだわり続けるシャープならではだ。
そして、やはりSH-10Dの最大の特徴は暗いシーンに強いことといえよう。今までのスマートフォンに搭載されているカメラは薄暗いところだとフォトライトを点灯させなければ、被写体ブレや手ブレ、AFが合わないといったようにうまく撮影できないことが多かった。被写体を明るくできるフォトライトは便利だが、背景と被写体とのコントラストがはっきりしすぎてどうしてもその場の雰囲気が出ない。
その点、SH-10DならISO感度を最高ISO1600の高感度に設定できるので、薄暗くて撮影が難しい場面でもISO感度を高めれば、フォトライトによる補助なしに、雰囲気を壊さずにしっかり撮影できる。今までなかなか撮れなかった写真が簡単に写せたときの驚きは、カメラの性能に納得する瞬間でもある。
肉眼ではとらえることの難しい、一瞬を切り取って見られるのも写真の醍醐味。その決定的な1枚を撮るために有効な手段の1つが連写だが、SH-10Dには途切れることなく撮影を続けられる「連撮モード」が用意されている。画像サイズは「3M」(2048×1536)以下となるものの、次々にシャッターを切ることができる。これに「シャッター設定」の「ワンタッチシャッター」と組み合わせると、画面タップでどんどん写真が撮れる。これはとても心地よい撮影体験で、チョコチョコ動く子どもやペットの撮影に使えば、決定的な瞬間をとらえることも難しいことではない。
もう1つの連写機能「連写カメラ」では、なんと瞬時に50枚を連写する。写真のサイズは連撮モードより小さな「VGA」(640×480ピクセル)となるが、まばたきほどの一瞬すらも写真に収められるとても面白い機能だ。画質を優先するなら「FULL HD」12枚、もしくは「HD」18枚の設定をチョイスしてみよう。
タイミングをとらえるという意味では、シャッターモードの「笑顔フォーカス」と「振り向き」設定も役立つ。笑顔フォーカスは顔認識を応用したモードで、表情が笑顔になった瞬間、シャッターが切れる。こちらも今か今かと待ち構えている必要がなく、相手と会話しながら撮影できるのでとてもリラックスした、いい表情の笑顔が撮れるのでオススメだ。一方の振り向き設定は、振り向いたタイミングでシャッターが切れるので、ちょっとしたサプライズ用にいいかもしれない。こうしたシャッターチャンスを逃さない機能が、いくつも搭載されているのもSH-10Dの強みだ。
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提供:株式会社 シャープ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia デジカメプラス編集部/掲載内容有効期限:2012年9月23日
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