富士フイルムブースで大きな面積を占めながら、それでも待機の列ができていたのが「FUJIFILM X-T1」のタッチ&トライコーナー。発売日直前(2月15日発売)ということもあってか注目度は高く、コーナーに詰めかけた来場者は好みのレンズを装着しながら新製品の感触を確かめていた。
FUJIFILM X-T1のTは「信頼」(Trust)と「堅ろう」(Tough)のダブルミーニングとなっておりボディは防じん防滴性能を有しているが、2月15日に販売開始されるレンズキットの付属レンズは防じん防滴ではない「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」であり、この状態では防じん防滴のシステムとならない。
防じん防滴性能を備えたレンズ「XF18-135mmF3.5-5.6 R OIS WR」「XF16-55mmF2.8 R OIS WR」「XF50-140mm F2.8 R OIS WR」については、開発中につきガラスケース内のみの展示となっている。ただ、「XF16-55mmF2.8 R OIS WR」については「開発中」の文字がなく、発売が近くなっていることを予感させる。
そして参考展示として出品されていたレンズが「X-MOUNT FLITER IN CAP LENS」。いわゆる“撮れるボディキャップ”で焦点距離は35ミリ換算37ミリ、オリンパスに同種製品が存在するが、本製品は内部にソフト/クロスフィルターを搭載しており、鏡胴のダイヤルを回すと、レンズバリア(未使用状態)/パンフォーカス(通常撮影)/ソフトフィルター/クロスフィルターを切り替えることが可能だ。
素材にプラスチックを使用することで重量は32グラムと軽量になっており、Xレンズのカテゴリではなく、アクセサリ扱いでの投入を検討しているという。気になる価格は「できるだけお求めやすい価格で」(説明員)とのことだ。
そのほかブースには台数限定で用意される「FUJIFILM X100S BLACKリミテッドエディション」や“スマホ de チェキ”「instax SHARE SP-1」なども展示されいる。FUJIFILM X100Sについては参考展示ながら、1.4倍のテレコンバージョンレンズ(X100でも使用可能))も展示されている。
テーマは画質と機動性の両立――「FUJIFILM X-T1」詳報
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