富士フイルムは4月16日、大口径単焦点レンズ「フジノンレンズXF14mmF1.4 R WR」(以降、XF14mmF1.4 R WR)を発表した。価格はオープンで、予想実売価格は12万円前後(税別)。発売日は5月21日。
XF14mmF1.4 R WRは、同社のプレミアムミラーレスカメラ「Xシリーズ」の交換用レンズ。35ミリ判換算で広角24ミリの大口径、開放F値1.4の性能のレンズとして、“世界初”となる最短15センチの接写を可能にした。
これにより、被写体をクローズアップしつつ、ボケ味を効かせた背景を大きく取り込むといった画作りもできるように。明るいレンズは、暗いシーンでの撮影にも有効だ。
最速0.11秒の高速AF、防じん・防滴・耐低温構造(セ氏マイナス10度まで)、斜めの入射光に対してもフレアやゴーストを発生させにくい独自の「ナノGI(Gradient Index)」技術を使用した「HT-EBC」コーティング、持ち運びやすい軽量・コンパクト仕様により、あらゆるシーンでの撮影に対応した。
レンズ構成は非球面レンズ2枚を含む11群13枚、光学系歪曲(わいきょく)収差・色収差補正により、画像のすみずみに至るまで描写性は高くなっている。
撮影距離範囲は15センチから無限遠、最大撮影倍率は0.21倍、最小絞り値はF16で、絞り羽根枚数は9枚(円形絞り)。サイズは73.4(径)×73(長さ)ミリで、フィルターサイズは67(径)ミリ。重量はレンズキャップ・フードを除いて約375グラム。
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