12月3日から、シャープのメディアタブレット「GALAPAGOS」の予約受け付けが始まった。販売は12月10日からの予定。店頭で買って持ち帰ることはできず、申込用紙を郵送するか、直販サイトから申し込むと製品が手元に届く。
シャープが12月3日、同社が展開するクラウドメディアサービス「GALAPAGOS」に対応したメディアタブレット「GALAPAGOS」のモバイルモデルとホームモデルの予約受け付けを開始した。発売は12月10日の予定で、販売価格はモバイルモデルが3万9800円、ホームモデルが5万4800円。
GALAPAGOSのメディアタブレットは、販売店店頭にある「メディアタブレット購入申込書」に必要事項を記入して郵送するか、「シャープメディアタブレットストア」サイトから必要事項を入力することで購入できる直販モデルでの販売となる。発送は原則受注翌営業日になる予定で、購入後自分で無線LANルーターなどに接続して一緒に届くユーザーIDとパスワードを入力し、端末登録を行うことで利用可能になる。
予約の受け付け開始に先立って、秋葉原のヨドバシカメラマルチメディアAkibaと有楽町のビックカメラ有楽町本店でセレモニーが開催された。ビックカメラ 常務取締役の塚本智明氏は「待ちに待った登場」と期待を寄せた。
シャープのオンリーワン商品・デザイン本部長 岡田圭子氏は、電子ブックストアサービス「GALAPAGOS」を12月10日に開始することを改めて紹介。新聞や雑誌などの最新コンテンツが楽しめる「定期配信サービス」や日本の活字文化に適した表現力とユーザーインタフェース、そして端末がコンテンツやサービスの充実とともに進化することなどを特徴としてアピールした。2011年春をめどに、映像や音楽、ゲームなどの配信サービスを予定しているという。また以前の発表会でもアナウンスがあったが、早期に100万台の販売を目指す考えだ。
ビックカメラ店頭では、予約受け付けの開始に合わせてGALAPAGOSの実機を多数用意し、来店客が自由にメディアタブレットGALAPAGOSに触れられるコーナーを設置。また5階のPC売り場の近くにも、常設の展示コーナーを設けている。
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