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» 2004年07月12日 18時02分 公開

Windows XP SP2、8月にゴールドマスターに

MicrosoftはWindows XP Service Pack 2を来月には完成させる見込みだ。多くの期待がかかる、セキュリティを重視したアップデートは完成後まもなくユーザーの元に届けられる予定。

[IDG Japan]
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 MicrosoftのWindowsクライアントビジネス担当上級副社長であるウィル・プール氏は、 Service Pack 2 (SP2) の開発完了を宣言し、製造工程に向けたコードのリリースを発表する予定だ。7月12日にトロントで開催されるWorldwide Partner Conferenceの基調講演で明らかにされると、同社広報担当者がメールにより明らかにした。

 製造に向けたリリース(RTM)と呼ばれる最終コードが凍結されることで、すでに遅れているサービスパックをユーザーの手元に届けるためのプロセスが始まることになる。広報担当者によれば、Windows Updateの新バージョンであるVersion 5経由で新サービスパックの配布は行われる。新版のアップデートでは、ダイヤルアップユーザーにとって便利な機能として、スマートダウンロード技術が搭載されている。大容量のSP2ダウンロードを一時中断して、後で再開することが可能だ。

 MicrosoftはWindows XP SP2をサービスパックと称しているが、このアップデートはWindows自体のアップグレードに匹敵するものだと評価しているアナリストもいる。SP2にはバグフィックスとアップデートが含まれるが、新機能が搭載されており、Windowsソフトウェアの4分野(ネットワーク保護、メモリ保護、電子メールセキュリティ、ブラウジングセキュリティ)において大きな変化をもたらす。

 このサービスパックはダウンロードするのも大変だ。Microsoftはコメントを避けたが、最新のテストバージョンは264Mバイトの容量を持つ。内部情報によれば、最終版はこれよりも小さなサイズだが、それでも大容量であることに変わりはない。

 Windows XPアップデートの最初のβ版は昨年12月にリリースされ、翌3月にはRelease Candidate 1が、6月にはRelease Candidate 2が出された。既に数十万人のデベロッパーおよびITプロフェッショナルがこのソフトウェアを試用している。リリースされれば、MSにとって最も広くテストされた製品ということになるだろうと広報担当者は述べている。

 Microsoftは、SP2で加えられた変更により、既存のアプリケーションが動作しなくなる可能性があると警告している。同社はすべてのデベロッパーと技術プロフェッショナルに対し、このサービスパックのテストを行うよう要請している。

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