特集:第2回 Eclipseで始めるiアプリ――環境構築編dev Java(6/7 ページ)

» 2004年07月15日 13時55分 公開
[きしだ なおき,ITmedia]

iアプリのためのDoJa設定

 iアプリのプログラムを動かすためには、最低限の設定を行っておく必要があります。

 「パッケージ・エクスプローラー」で「SampleAppli」を選んだ状態で、メニューから「プロジェクト」→「DoJa-3.5設定」を選択してください(画面25)。

画面25■メニュー「プロジェクト」→「DoJa-3.5設定」を選択 画面25■メニュー「プロジェクト」→「DoJa-3.5設定」を選択

 「SampleAppliのプロジェクト設定」ウィンドウが表示されます。ここで入力する必要があるのは、「AppName」と「AppClass」です。

 「AppName」には何を入力しても構いません。iアプリの名前が適当でしょう。ここでは「サンプルアプリ」と入力します(画面26)。ここで指定した名称は、ケータイにiアプリをダウンロードした際、iアプリ一覧に表示される文字列です。「AppClass」には、先ほど作成したクラスの名前を指定します。ここでは「FirstApp」と入力します。完了後は「OK」ボタンを押してください。

画面26■プロジェクト設定「DoJa-3.5」 画面26■プロジェクト設定「DoJa-3.5」

PC上のケータイエミュレータで実行

 それでは、iアプリを実行してみましょう。メニューから「実行」→「実行」を選択してください(画面27)。

画面27■メニュー「実行」→「実行」を選択 画面27■メニュー「実行」→「実行」を選択

 「実行」ウィンドウが表示され、左側のツリーで「DoJa-3.5アプリケーション」を右クリックし、メニューから「新規」を選んでください(画面28)。

画面28■DoJa3.5アプリケーションを右クリックし「新規」を選択 画面28■DoJa3.5アプリケーションを右クリックし「新規」を選択

 ここで新しい実行設定が作成されます。「名前」はそのままでも構いませんが、ここでは「FirstConfig」と入力します。「実行」ボタンをクリックすると、実行が始まります(画面29)。

画面29■構成の作成、管理、および実行 画面29■構成の作成、管理、および実行

 ここで保存してないファイルがある場合は「リソースの保管」ウィンドウが表示されます。保存するファイルにチェックを付けて「OK」ボタンを押してください(画面30)。

画面30■実行前リソースの保管 画面30■実行前リソースの保管

 実際にエミュレータのウィンドウが表示され、iアプリが実行されます(画面31)。

画面31■エミュレータ上のサンプルiアプリ実行画面 画面31■エミュレータ上のサンプルiアプリ実行画面

 画面上の「実行キー」をクリックするか、「Enter」キーを押すと終了します。画面上の「了解」ボタンをクリックしてもiアプリの操作はできません。気をつけてください。

 次からは「Ctrl」+「F11」キーで実行できます。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ