Red Hat、初のJavaアプリケーションサーバ発表へ

米Red Hatは8月2日に、初のJavaアプリケーションサーバをリリースする計画だ。サービスとサポート込みのサブスクリプションベースで販売される。2日には料金も発表されるもよう。(IDG)

» 2004年07月30日 08時07分 公開
[IDG Japan]
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 米Red Hatは8月2日、サンフランシスコで開催のLinuxWorldで、同社初のJavaアプリケーションサーバをリリースする計画だ。Linuxを越えた事業の拡大となる。複数の業界筋が明らかにした。

 この筋によれば、Red Hat Application Serverはサービスとサポート込みのサブスクリプションベースで販売される。これは同社がLinuxで採用しているものと同様の料金モデル。2日には料金も発表されるもよう。

 ソフトは欧州の非営利ミドルウェアコンソシアムObjectWebが開発したオープンソースのアプリケーションサーバ「Jonas」(Java Open Application Server)が基盤となる。Apache Software FoundationのJavaサーブレットエンジンTomcatと、Java Webアプリケーション開発のためのソフトフレームワークが組み込まれると、情報筋は伝えている。

 Red Hatは昨年8月、ObjectWebと協力してRed Hatブランドのアプリケーションサーバを提供すると表明していた。β版は12月にリリースされている。

 Red HatとObjectWebの担当者は、今後発表を予定している件についてはコメントできないとしている。Red Hatの記者会見は2日の夜、LinuxWorldで行われる。

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