米Microsoftは、「Windows Server 2003 for 64-bit Extended Systems」の正式リリース前に64ビットのハードを購入したユーザー向けに、ライセンス交換プログラムを提供する計画だ。(IDG)
米Microsoftは「Windows Server 2003 for 64-bit Extended Systems」の新しいβ版をリリースする。このOSが来年正式リリースされる前に64ビットのハードを購入したユーザー向けには、ライセンス交換プログラムを提供する計画だ。
Microsoftは7月27日、当初年内に予定していた64ビット版Extended Systemsの出荷が来年下半期にずれ込むと発表した。64ビットプラットフォームへの関心がまだ評価段階を出ていないことはMicrosoftも認めているが、同OSの出荷延期が決まった今、この関心を薄れさせたくない考えだ。
AMDまたはIntel製のx64チップと32ビット版のWindows Server 2003搭載コンピュータを購入したユーザーは、64ビット版のExtended Systemsが出荷された段階で、32ビット版のライセンスと交換できるようにする。
32ビット版と64ビット版は同じ価格になるが、このオファーはユーザーのハードへの投資をさらに保証するものだと、Windowsサーバ事業部門ディレクターのデニス・オールドロイド氏は話す。
64ビットのExtended Systemsは7月の顧客プレビュープログラム開始以来、これまでに2万部がダウンロードされた。最新版のβは.Net Frameworkとともに、8月2日にリリースされる。
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