架空請求事業者の「ワースト30」を公開

国民生活センターは消費者への情報提供強化の一貫として、架空請求を行う事業者名をWeb上で公開した。消費者からの申請に基づき、件数の多かった順にリストアップしている。

» 2004年08月05日 14時00分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 国民生活センターは8月4日、消費者への情報提供強化の一貫として、架空請求を行う事業者名を公開した。同センターのページ上で、架空請求を行う事業者の具体名などを確認できる。

 同センターでは、消費生活に関する情報を蓄積・活用しているデータベース「PIO-NET」(全国消費生活相談情報ネットワーク・システム)を管理している。ここに消費者から寄せられた情報に基づき、7月1日から30日までに登録された件数が多かった順に30の事業者名を掲載した。

順位 業者名 件数
1 ニツトウコーデイアル 704
2 ニホンサイケンカンリセンター 619
3 トウキヨウカンザイジムキヨク 610
4 タイトウサイケンカンリセンター 590
5 シヨウヒシヤサイケンカンリセンター 569
6 ヒガシニホンサイケンカンリセンター 553
7 チユウオウサイケンカイシユウサービス 538
8 ジヤパンネツトワーク 516
9 サイケンカンリジムキヨク 507
10 シンセイサイケンカンリセンター 499

 同センターによると、架空請求の相談件数は2003年度に46万2675件に達している。平均請求金額は、2001年度が7万939円だったのに対し、2003年度には12万7210円に上がった。

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