PeopleSoft、SAPとOracle抑えてメキシコ政府の契約獲得

» 2004年08月06日 08時17分 公開
[ITmedia]

 米PeopleSoftは8月5日、ライバルのSAPとOracleを抑え、同社史上最大規模となる5000万ドル相当の契約をメキシコの税務当局から獲得したと発表した。

 PeopleSoftの発表によると、メキシコのTax Administration Service (SAT)は7月29日、ソフト・サービス関連の契約に調印。PeopleSoftのEnterprise Financial Management、Enterprise CRMなどのライセンス契約を結んだ。納税者向けのサービス向上と徴税強化に向け、約2年がかりのプロジェクトで同国の課税システムの近代化を図る。

 契約発注に先立ち、SATは3カ月かけてベンダー各社の製品を評価。評価委員会が全会一致でPeopleSoftを選んだと同社は説明している。

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