速報
» 2004年08月31日 07時31分 公開

Linuxへの移行は必ずしも得策にあらず――Yankee Group報告書

UNIXとWindowsは成熟したプラットフォームであり、技術的な進化を続けており、Windowsを捨ててしまうのは費用面で現実的ではなく、技術的にも得策ではないとYankee Groupは指摘している。

[ITmedia]

 Linuxは今後2けた台の成長が見込めるが、UNIXやWindowsが消滅することにはならないだろう――。米調査会社Yankee Groupが8月30日、こんな内容の報告書を発表した。

 Linuxが大幅に勢力を増し、IBM、Hewlett-Packard(HP)、Oracleといった業界大手の支持を取り付けていることが、調査で示されたとYankee Groupは報告。

 しかし企業に対し、OSソフトの入れ替え、アップグレードあるいは別のプラットフォームへの全面移行によって、技術面で目に見える恩恵があり、投資回収率(ROI)と総所有コスト(TCO)の向上が期待できると納得するまで、Linuxへの移行は踏みとどまるよう勧告している。

 UNIXとWindowsは成熟したプラットフォームであり、技術的な進化を続けているとYankee Groupは指摘。相当の投資を行っている大企業の多くにとって、Windowsを捨ててしまうのは費用面で現実的ではなく、技術的にも得策ではないとしている。同社の調査によれば、プラットフォームを切り替えたいと考えているのはUNIXユーザー企業の4%、Windowsユーザー企業の約10%にすぎないという。

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