Dell、高性能クラスタプラットフォームを強化

» 2004年09月28日 08時16分 公開
[ITmedia]

 米Dellは9月27日、高性能コンピューティングクラスタ(HPCC)プラットフォームの強化を発表、Xeon EM64Tプロセッサ搭載のPowerEdge 1850サーバとTopspin InfiniBandスイッチおよびPCIeホストチャネルアダプタ(HCA)のサポートを組み合わせたパッケージを投入した。

 「これはDell HPCCの導入以来、最も重要な性能強化に当たる。PowerEdge 1850サーバとTopspin InfiniBandスイッチ、PCIeアダプタの組み合わせによって、理論上はサーバ1台で最大8Gbpsのスループットが実現できる。これは従来のDellプラットフォームの8倍に当たるスループットだ」。エンタープライズソリューションエンジニアリング担当ディレクター、リザ・ルーホラミニ氏はこう説明している。

 PowerEdge 1850サーバを使った8/16/32/64/128ノードのHPCCは米国内で即日提供開始。OSにはRed Hat Enterprise Linux 3を採用している。Topspin TS270 InfiniBandスイッチとTopspin PCIe HCAのパッケージは9月末までに提供開始予定。価格はInfinibandとPCIeのベーシックな仕様で5万5000ドルから。

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