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» 2004年12月16日 16時26分 公開

dev blog/CMS インストールガイド:Geeklog 1 (1/3)

HTTPサーバ上でPHPとMySQLを用いて動作するCMSツール「Geeklog」。Geeklog 2の開発も進行中であり、昨今注目されているツールのひとつ。

[森川拓男,ITmedia]

画面1■Geeklogの投稿の管理画面

Geeklogに必要な稼働環境

 Geeklogは、PHPとMySQLで動作するサーバサイドのポータル系CMSツールだ。日本語で利用するための情報も「Geeklog Japanese」などで提供されている。

 主な必要動作環境は次の通り。

  • HTTPサーバ(Apache、またはIISなど)
  • PHP 4.1.0 以上
  • MySQL データベース

 ここでは、例としてレンタルサーバ「XREA」にGeeklogをインストールする手順を挙げる。上記の動作環境を満たせばほかのサーバでも同様な手順で導入が可能だ。

Geeklogのダウンロード手順

 まず最初に、「Geeklog」から最新版のGeeklogを入手しよう(ダウンロードページ)。

 ダウンロードするバージョンのファイル名をクリックすれば、ダウンロードが始まる。ここでは、2004年12月14日現在の最新バージョン1.3.10(geeklog-1.3.10.tar.gz)を元に進めていく。

初期セットアップ手順〜データベースの用意

 次に、Geeklogをインストールする際に必要なデータベースを作成する(XREAでの例)。必要環境にある通り、ソフトウェアにはMySQLを使う。また、作成する権限がない場合は、サーバ管理者などにあらかじめ依頼しておく必要がある。

 ダウンロードした前述のアーカイブファイルを解凍しよう。そして、ファイルをサーバサイドに配置(アップロード)する前には、幾つかのファイルを編集する必要がある。

 まず、「config.php」ファイルをエディタで読み込み、次の部分を設定しよう。設定内容に関しては、利用するサーバ設定に合わせることだ。

49行目 $_DB_host ホスト名(localhost)
50行目 $_DB_name データベース名
52行目 $_DB_user ユーザ名
53行目 $_DB_pass パスワード
68行目 $_CONF['path'] config.phpまでのパス(Geeklogシステムインストールディレクトリ)
74行目 $_CONF['path_html'] インストールディレクトリのパス
83行目 $_CONF['site_url'] インストールディレクトリのURL
92行目 $_CONF['site_mail'] サイト管理者のメールアドレスを設定。受信できるメールアドレスを設定すること
95行目 $_CONF['site_name'] Geeklogサイトの名称を設定
96行目 $_CONF['site_slogan'] Geeklogサイトの名称を設定
264行目 $_CONF['language'] 言語を設定(japanese)
265行目 $_CONF['locale'] 言語を設定(euc-jp)

 次いで、「public_html/lib-common.php」ファイルの69行目「require_once( '/path/to/geeklog/config.php' )」には、「config.php」で設定したconfig.phpの位置を設定する。

 config.phpとlib-common.phpの設定を終えたら、FTPクライアントソフトなどを使い、config.phpに設定したサーバの公開ディレクトリ(ドキュメントルート)にアップロードする。

 この際の注意点は、「public_html」内のファイルとディレクトリは、「$_CONF['path_html']」で設定したパスに、それ以外のファイル、およびディレクトリは「$_CONF['path']」で指定したパスへアップロードすることだ。

 続いて、以下のパーミッション(属性)を変更する(ここでは数値による指定)。

$_CONF['path']
   backups 777
   logs 775
   logs/access.log 666
   logs/error.log 666

$_CONF['path_html']
   backend 775
   images/articles 775
   images/userphotos 775

 ファイル転送後は、ブラウザのアドレス欄に「http://[サイトのURL]/admin/install/install.php」と入力して、インストールスクリプトを実行させる。

画面2■インストールスクリプトを実行すると、ブラウザにインストールオプションの指定画面が表示される

 ここで問題がないのを確認し、以下の設定を行う。

Installation Type New Database

Path to Geeklog $_CONF['path']で設定したパス

 設定したら、「Next>>」ボタンをクリックする。

画面3■データベース設定画面が表示される

 表示内容を確認して問題がなければ「Next>>」ボタンをクリックする。

 エラーが表示されたら「config.php」と「lib-common.php」の設定内容をもう一度確認すること。

画面4■インストール完了画面が表示される

 続いて、基本設定内容に触れていく。

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