MS、ホスティング版Exchangeの新版リリース

MSは中小企業向けにExchangeサーバのホスティング版を発表した。

» 2005年01月11日 07時35分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは1月10日、中小企業のニーズに対応したホスティング版Exchangeの新版「Microsoft Solution for Hosted Messaging and Collaboration 3.0」を発表した。19日から提供を開始する。

 この製品は、Microsoftのサーバソフト「Exchange 2003」のホスティング版で、「Microsoft Solution for Hosted Exchange 2003」が基盤となっている。3.0では企業向けインスタントメッセージング(IM)システム「Live Communications Server 2005」と、「Windows SharePoint Services」のホスティング版を新たにサポート。中小企業でエンタープライズ並みの電子メール、予定表、連絡先、文書コラボレーション、IM機能を利用できるようになるとしている。

 企業向けの提供はMicrosoftのサービスプロバイダーやホスティングパートナーを通じて行う。サービスプロバイダーにとっては、新ツールの提供でインストールプロセスの85%を自動化できるようになったほか、Live Communications Server 2005とSharePoint Servicesの追加によって差別化が可能になったとMicrosoftは説明している。

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