中国のRed FlagがOSDLに加盟

» 2005年01月11日 08時53分 公開
[ITmedia]

 中国の大手LinuxソフトデベロッパーRed Flag SoftwareがLinux推進団体のOpen Source Development Labs(OSDL)に加盟した。OSDLの1月10日の発表によると、OSDLのデスクトップLinux(DTL)、キャリアグレードLinux(CGL)、データセンターLinux(DCL)の各作業部会に参加を予定している。

 Red Flag執行副社長のクリス・チャオ氏は「Linuxは中国で大きな成功を収めており、すべての市場セクターでLinuxが広く普及する大きな可能性がある。Red FlagはLinuxとオープンソース開発においてグローバルなLinuxコミュニティに寄与できるよう、世界的に認められた組織であるOSDLに加入する」との談話を発表した。

 中国は世界で最も速いペースで成長しているLinux市場の1つだとOSDLのリリースでは指摘。中国のIT調査会社CCID Consultingの推計として、中国のLinuxサーバソフト市場は向こう5年にわたり、年率50%近い成長が見込まれると紹介している。

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