PFU、新たな課金モデルにつながるストリーミング監視ソフトの新バージョン

PFUは、Windows Media PlayerやRealMediaに対応したストリーミングの監視/管理ソフトの新バージョン、「iPushSERVE Streaming Monitor V2.0L10」の販売を開始した。

» 2005年01月12日 17時23分 公開
[ITmedia]

 PFUは1月12日、ストリーミング監視/管理ソフトウェアの新バージョン、「iPushSERVE Streaming Monitor V2.0L10」の販売を開始した。

 iPushSERVE Streaming MonitorはWindows Media PlayerやRealMedia形式で配信されるストリーミングコンテンツの監視に特化したソフトウェア。配信元サーバの生死やサービスの稼動状況だけでなく、映像や音声が適切な品質で配信されているか、コマ落ちなどが生じていないかといった、ユーザーエクスペリエンスに基づく品質監視が可能な点が特徴だ。使用帯域幅や視聴者数などのサービス配信状況を把握、管理することもできる。

 iPushSERVE Streaming MonitorはパワードコムやIIJ-MCをはじめ、ストリーミングサービスに積極的に取り組んでいるサービスプロバイダーで採用されている。また南極からの皆既日食のインターネット中継をはじめとするライブ!ユニバースの中継プロジェクトでも、裏方役を務めていた。

 新バージョンでは、ユーザーからの要望を元に、コンテンツや利用企業ごとに視聴状況を収集、解析し、レポート化できる機能が加わった。これにより、どのコンテンツに人気が集まっており、どの程度リソースが消費されているかを把握したうえで、利用実績やサービスレベルに基づく課金につなげたり、適切なインフラ増強計画を立てることが可能になる。

 価格は、「iPushSERVE Streaming Monitor稼動品質監視」が42万円から、「同配信状況管理」が40万円から。2月末より出荷が開始される。

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