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» 2005年01月19日 16時15分 公開

WebサービスをAmazonで知る(前編)――ECS 4.0でアフィリエイト (2/5)

[金子 順,ITmedia]

1. 必要事項を入力、使用許諾条件に同意して登録します。

2. 折り返しEメールが送られてくるので、内容に書かれているリンククリックで登録が完了します。

3. 登録完了すると、登録IDが記されたWebページが表示されると共に、通知のEメールも送られてきます。

 送られてきたEメールの中には、次のような記述があります。

Your Subscription ID for AWS is: ******************

 上記の「********」の部分には、それぞれユーザーごとに異なるIDが、英数字の羅列で記述されています。このSubscription IDは、ESC 4.0を利用するために必要になるため、このEメールは保存しておきましょう。

 また同じくEメールのなかで、ECS 4.0のディスカッションボードへのリンクURLが紹介されています。こちらのディスカッションボードでは、ECS関連の最新アップデート情報を入手したり、何か問題が発生した際にはAmazonのスタッフや、ほかの開発者に質問をすることができます(日本語も可です)。このディスカッションを通じて、さまざまなノウハウが公開されるので、開発を始める前にいちどは目を通しておくとよいでしょう。

アソシエイト・プログラムへの参加とアソシエイトID取得

 また、これを機にIDを持っていない人は、ECS 4.0を利用するためにAmazonアソシエイト・プログラムにも登録してみましょう。

 アソシエイト・プログラムに登録すると、アソシエイトIDを取得することができます。アソシエイトIDは、自分で作成したECS 4.0のアプリケーションに埋め込むことで、そこから商品が購入されると、数%の紹介料をAmazonから受け取ることができます。アソシエイト・プログラムへの参加に関しても、Amazonの使用許諾条件をよく確認してください。

 以上で、Subscription IDとアソシエイトID、2つのIDを取得することができました。この2つのIDは、ECS 4.0を利用してアプリケーションを開発するために必要になります。

ECS 4.0を使ったいちばん簡単なアプリケーション

 それでは実際に、ECS 4.0を利用してみます。早速ですが、以下のリンクをクリックしてみてください。

もっとも簡単なECS 4.0アプリケーション

 環境にはよるものの、別ブラウザウィンドウで商品リストが表示されたと思います。この商品リストは、ECS 4.0で「blog」というキーワードで検索した結果です。

 ところで商品リストページのURLに注目してください。http://webservices.amazon.co.jp/ というホスト名の後ろに、何やらたくさんのパラメーターからなる複雑なパス名が指定されています。このURL(ホスト名+パラメータパス)が、実はECS 4.0から商品情報を取得するためのRESTと呼ばれるAPIなのです。

 ECS 4.0では、情報を取得するためにRESTとSOAPの2種類が用意されています。

 RESTとは、REpresentational State Transferの略であり、現在の一般的なWebのアーキテクチャを示します。リソースを特定するURIと、リソースにアクセス、操作するためのプロトコルとして、シンプルなHTTP(POST、GET、PUT、DELETE)を使用することがRESTの定義になります。

 つまり、Amazon WebサービスのREST APIとは、URLを指定するだけで、Amazonから簡単に商品情報を取得することができるAPIということになります。この簡便さから、ECS4.0に対するアクセスの、80%以上はREST API経由とのことです。ここでの解説にあたっても、REST APIを対象にすることにします。

ECS 4.0のREST API

 ECS 4.0のREST APIも、基本的には非常にシンプルな仕組みです。取得したい商品情報のパラメータを含むURLにアクセス(HTTP Request)すると、Amazonから商品情報をXMLの形で取得(HTTP Response)することができます。

 まずは、ECS 4.0のRequestを送信する先のホストサーバを指定します。このサーバは、Amazonの地域によってドメインが異なります。Amazon.co.jpとAmazon.comのECS 4.0サーバは以下の通りです。

  • Amazon.co.jp http://webservices.amazon.co.jp/onca/xml?
  • Amazon.com http://webservices.amazon.com/onca/xml?

 このURL後には、GETパラメータとして問い合わせパラメータを指定する必要があります。まずは、すべての種類のリクエストに共通するパラメータから挙げていきましょう。

Service=AWSECommerceService
&SubscriptionId=[登録時のsubscription ID]
&AssociateTag=[アソシエイトID]
&Version=2004-10-04(任意のバージョンを指定)

 上記の意味を1行ずつ見ていきましょう。

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