BlognPlus、セキュリティホール対策のv.2.0.4緊急リリース

Blogツール「BlognPlus」は17日、最新バグフィクスバージョンである2.0.4をリリースした。v2.0.3以前にはセキュリティホールがあるため早急なアップデートを告知している。

[ITmedia]

　サーバサイドのBlogツール「BlognPlus」（ぶろぐん＋）は1月17日、最新バージョンのv2.0.4をリリースした。

　今回のアップデートリリースでは、v2.0.3以前のMySQL版にはセキュリティ的な問題があることを強調し、早急にv2.0.4へのアップデートを呼びかけている。また、BlognPlusの文字コードはUTF-8に変更された。

　BlognPlusは、Blogツール「Blogn」（ぶろぐん）の次期バージョンとして昨年クリスマスにリリースされたもの（2004年12月2日既報）。しかし、リリース後にインストールエラーなどのバグが散見されたため、これまでに数度のアップデートが行われている。修正点に関しては、記事最後の関連リンクからインフォメーションを参照のこと。

　なお、v2.0.3からアップデートする場合は、v2.0.4ではファイル処理が一部変更になったため、以下の手順でlockファイルを追加する必要がある。

　まず、テキストエディタでファイルサイズが0の「lock」ファイルを作成し、FTPにて./datディレクトリにアップロードしする。その際、属性を666（606）に変更すること。差分ファイルをすべて上書きアップロードする。以上の手順はText版のみでMySQL版は差分ファイルをすべて上書きアップロードで問題ないとのこと。

　また、BlognとBlognPlusはそれぞれ、Blogn＝1Blog：1ユーザー型、BlognPlus＝1Blog：多ユーザー型という位置づけとするため、それぞれ今後も平行開発していくという。