RealNetworks、コンシューマー事業好調で過去最高の売上

米RealNetworksの売上高が、ゲームのダウンロードや音楽サービスの好調に支えられ、過去最高を記録した。

» 2005年01月28日 08時12分 公開
[ITmedia]

 米RealNetworksは1月27日、第4四半期(10〜12月期)と2004年通期決算を発表した。いずれも売上高が過去最高となり、四半期決算では訴訟費用を除くと黒字化を達成している。

 第4四半期の売上高は前年同期比34%増の7250万ドルで、10四半期連続の増収。最終損益は100万ドル(1株当たり1セント)の赤字となり、前年同期(純損失530万ドル、1株当たり3セント)に比べて赤字幅が縮小した。独禁法訴訟費用の300万ドルを除くと200万ドル(同1セント)の黒字となる。

 ゲームのダウンロードや会員制音楽サービスなどのコンシューマー向け事業が好調で、音楽収入は172%増、ゲーム販売・サブスクリプション収入は156%増。12月末の有料サービス会員は約155万人と、前年末の130万人から上昇した。

 通期は売上高が2億6670万ドルで前年から32%増加。純損失は2300万ドル(1株当たり14セント)だった。独禁法訴訟費用1100万ドルを除外した損失は1190万ドル(1株当たり7セント)となる。前年の純損失は2150万ドル(同13セント)だった。

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