データベース・セキュリティ・コンソーシアムが発足

日本オラクルやラックなどが中心となったデータベース・セキュリティ・コンソーシアムが発足した。

» 2005年02月16日 16時15分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルやラックなどが中心となり、データベース・セキュリティ・コンソーシアムが2月16日、発足した。

 4月の個人情報保護法の全面施行を契機に、セキュリティ対策を強化しているものの、情報の格納場所となるデータベースのセキュリティに関する知識や技術を持つ専門家が少ないことが指摘されている。そこで、同コンソーシアムでは、データベースのセキュリティ分野の高度なデータ保護・管理関する標準的技術や手法の確立を目指す。

 「データベース・フォレンジック」「アクセスコントロール」「システムデザイン」「セキュリティとパフォーマンス」といった作業部会を設置し、検討結果をドキュメントやセミナーなどのかたちで、会員企業や一般ユーザーに提供していく。事務局となるラックのオフィス内には、各作業部会の成果を実例として示せるデモ環境も構築する予定だ。

 具体的な活動については、2月24、25日に東京国際フォーラムで開かれる「Oracle 10g World」の中で説明される。2005年末までに会員数100社へ拡充したい考え。

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