IBM、パートナー支援の新プログラム発表

米IBMはビジネスパートナー支援に向けた一連の新戦略を発表した。

» 2005年03月01日 09時06分 公開
[ITmedia]

 米IBMは2月28日、ラスベガスで開催のIBM PartnerWorldで、ビジネスパートナー支援に向けた一連の新戦略を発表した。各社の顧客によるコンプライアンス対応の一助として、IBMのデータ保持/コンプライアンス製品を試験利用してもらう狙い。

 新プログラムのBusiness Partner Complianceでは、システムインテグレーター、ビジネスパートナー、独立系ソフトベンダー(ISV)による独自のデータ保持対応センター設置を支援。各社の顧客がコンプライアンス/データ保持ソリューションの企画、開発、実装に当たり、これらセンターを利用できるようにする。

 各社の新センターではソフトベンダー向けに、アプリケーションのシミュレーションとテストのための環境を提供。第一陣として、規制対象となるデータとならないデータの両方を集中管理できるIBMのシステム「TotalStorage DR550」を導入する。

 IBMビジネスパートナーのうち、InTechnology、Datatrend、Jeskellなどの各社は既に、各国でデータ保持対応センター設置の計画を進めているという。

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