IDN表示問題に対応した「Firefox 1.0.1」、日本語版も公開

複数の脆弱性を修正したオープンソースのWebブラウザ「Firefox」の最新版となる「Firefox 1.0.1」日本語版が公開された。

» 2005年03月14日 17時58分 公開
[ITmedia]

 Mozilla Japanは3月13日、オープンソースのWebブラウザ「Firefox」の最新版となる「Firefox 1.0.1」日本語版を公開した。Windows版のほか、Mac OS X版、Linux版がそれぞれMozilla JapanのWebサイトよりダウンロードできる。

 Firefox 1.0.1では、Firefox 1.0に存在した17種類のセキュリティ脆弱性が修正されているほか、国際化ドメイン名(IDN)の表示に関する問題への対応が図られた。具体的には、デフォルトでアドレスバーでの表示にPunycode表記が用いられるようになり、キリル文字などの英数字と紛らわしい文字を使ったURL表示の詐称を行えないようにしている。

 Firefox 1.0.1の英語版は2月24日にリリース済み。日本語版の公開は、当初3月上旬に予定されていたが、その後発見された不具合の修正を踏まえて13日にリリースがずれ込んだ。

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