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» 2005年04月18日 16時22分 公開

MS、システム管理製品「System Center」の計画を変更

Microsoftはシステム管理製品のセットとして計画していた「System Center」の名称を、CAのUnicenterやIBMのTivoliのような包括的なブランド名として推進するつもりだ。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 米Microsoftは今週、一連のシステム管理製品を「System Center」という名称で提供する計画を破棄し、その代わりにこの名称をシステム管理製品の包括的なブランドとして使うことを発表する。

 2年前に発表されたSystem Centerは、当初「Microsoft Operations Manager(MOM)2005」「Systems Management Server(SMS)2003」を共通のインタフェースとバンドルし、レポーティングサービスを加えたものとして紹介された。Microsoftは現在、これらの計画を取りやめ、現在βテスト中の「System Center Reporting Manager」というツールの中でレポーティング機能を提供する方を選んだ。MOMとSMSは引き続きスタンドアロン型の製品として提供される。

 System Centerという名称は、包括的なブランド名として使われることになる。

 「MicrosoftはSystem Centerの名前を管理製品全体のブランドとして使うことにした。これを(CAの)Unicenterや(IBMの)Tivoliのようにプロモートしようとしている」とDirections on Microsoftのアナリスト、ピーター・ポーラック氏。

 同社は今週ラスベガスで開催の第4回年次Microsoft Management Summitで新しいSystem Centerブランディング戦略を正式発表する予定だ。

 同社はイベント前のコメントを拒否したが、既にWebサイトでは、System Centerはシステム管理製品のブランドであると述べている。「System Centerは製品ファミリーだが、既存製品のバンドルにはならない」と同社サイトには記されている。

 Webサイトによると、System Centerの傘下に入る製品は、SMS 2003、MOM 2005、MOM 2005 Workgroup Edition、Data Protection Manager 2006、Reporting Manager 2005。

 Microsoftは先週、ディスクレスバックアップ・リカバリサーバ「System Center Data Protection Manager」(旧称Data Protection Server)のβ版をリリースした。3月のWebキャストの際に、同社はリポート作成のためにSMSとMOM 2005からデータを収集するSystem Center Reporting Managerの詳細を明らかにしている。

 システム管理ソフトは、最も急成長しているMicrosoftの事業の1つ。この種の製品は、ソフト・ハード管理の簡略化を目指す同社の野心的な10年計画「Dynamic Systems Initiative(DSI)」の重要な部分を成している。同社は今週、現在のDSI戦略に関するさらなる情報を披露する。

 ラスベガスのイベントで、同社はシステム管理製品の最新ロードマップも披露する予定だ。

 Directions on Microsoftのポーラック氏と、Forrester Researchのアナリスト、デビッド・フリードランダー氏は、Microsoftが顧客にSMSの新版に関する話を始めると予測している。現行版のSMS 2003は2003年後半に出荷された。

 Management Summitの日程表によると、Microsoftは昨年のイベントで初披露された「Indy」のコードネームを持つ新しいキャパシティプランニングツールを試す機会も提供する。Indyは、ユーザーによる新しいExchange Server 2003配備計画の立案を可能にする。

 さらにこのイベントでは、Windows Server Update Servicesの話題も再び登場する。このパッチ管理ツールは何度か延期され、「Windows Update Services」「Software Update Services 2.0」の名前を付けられたこともあった。この無償ツールは現在、2005年前半に最終リリースが予定されている。

 Management Summitは4月18日から22日まで開催される。

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