これを分かってもらうために、当然細かく説明することもあるが、「アスクル社の工業用部品版」「工業用部品のコンビニエンスストア」などとたとえて言うことがある。非常に簡単な言葉であるが、こうすることで、相手は弊社のビジネスをイメージしやすくなり、ビジネスモデルを正しく理解してもらえるようになる。
こういったことは簡単そうにみえて、いざやってみると結構大変なことに気がつくはずである。しかし、コミュニケーション能力はこのような訓練を地道に続け、あせらず着実に努力していけば必ず向上する。
コミュニケーション能力の次にSEに求められる本質的なスキルは何か? これについては、次回弊社のシステムアーキテクチャも紹介しながら詳細に解説していきたい。
最後に本日の演習。お客様から、「ニューヨークに最も早く、かつ安く行く方法を教えてほしい。」と尋ねられた。さて、あなたならどうする?
杉山 正二(アールエスコンポーネンツ 取締役)
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