コラム
» 2005年04月27日 18時53分 公開

「コンセント、抜けてます。」:集中しているときはしゃべらないものです

この記事は秀和システム社発刊の書籍『コンセント、抜けてます。』の一部を許可を得て転載しています(特集:顧客満足度ナンバーワンSEの条件)

[栗林彰,秀和システム]
秀和システム

 複数の社員がパソコンに向かいながら一言も口をきかずに仕事しまくる光景は、見回りの警備員から見るとかなり異常に見えるようです。本人達は画面にしか意識がいってないんですが。

 モニタに目線を固定し、お互いにまったく会話もせずに、静まりかえったオフィスに響くのはキーボードのカタカタ音と、電動ファンのウィーンといううなり音だけ。新入りの警備員さんは、見回り中にそんな光景に出くわすと、たいてい固まります。

 もしかして物音を立てたら殴られるんじゃないか、そんな張り詰めた空気が充満していて、とても「巡回でーす」などと軽く言える雰囲気ではないらしいです。本人たちからすれば、集中しているときはほかのことが考えられないのです。

 必要もないのに他人としゃべることで集中力が途切れるのを避ける意味合いもありますが、いわゆる「ノッテル」状態のプログラマ・SE達に話しかけるのは、おそらく社長でも尻込みするのではないだろうかというくらい、気迫というか、邪魔するんじゃねえオーラが出ているようです。

 ちなみに、筆者も原稿書いている最中は似たようなものらしく、奥さんや子供たちも仕事部屋に入って来ようとはしません。用があるときはこっそり覗き見をしながら、気づいてもらえるのを待っているような状態です。

 そこで一句!

一言も 口をきかずに カタカタと

栗林 彰(くりばやし あきら)

もちろんペンネーム。都内に生息。年齢不詳。性別不明。むかーしアングラ関係の本を書いていたが、しばらく引退。ここ最近ちょろちょろとまた活動中。前職はSEとのうわさがあるが、本人は否定。

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