IBMとLawson、企業向けシステム開発・販売で提携

Lawson Softwareは自社の新しいビジネスアプリケーションプラットフォームの基盤としてIBM WebSphereを採用、IBMと共同でプリインストール製品の販売に当たる。

» 2005年05月12日 08時50分 公開
[ITmedia]

 米IBMとLawson Softwareは5月11日、統合型ビジネスソリューション提供に関する提携を発表した。Lawsonのビジネスアプリケーションを、IBMのオープン標準ベースのソフト・ハードで最適化・標準化し、プリインストールした製品の販売に共同で当たる。

 Lawsonでは、コードネーム「Project Landmark」と呼ばれる新しいビジネスアプリケーションプラットフォームの基盤としてIBM WebSphereを採用。J2EE準拠のサービス指向アーキテクチャ(SOA)への移行で顧客を支援し、ビジネスプロセス自動化のためのオープン標準ベースのフレームワークを提供する。

 来年上半期をめどに、Lawsonのビジネスアプリケーション「Lawson Financials」「Supply Chain Management」「Human Resources」「Enterprise Performance Management」「Procurement」に、IBMのWebSphere、DB2、Rational、Tivoliを組み込んで出荷。IBMのオープンミドルウェア上でLawsonのアプリケーションを標準化することにより、顧客が保有コストを抑えながら迅速かつ簡単にビジネスソリューションを実装する一助になると説明している。

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