.orgパビリオンでは、KNOPPIX関連の研究を披露するブースのほか、さまざまなOS上で動作するGUIアプリケーションを構築するための統合開発環境を提供するWideStudio/MWTプロジェクト、4月に設立された「OSCJ.net」(関連記事参照)などが展示を行っていた。
そのなかでも新潟オープンソース協会が展示していた「NiigataLinux 1.0」は注目を集めていた。同Linuxディストリビューションは、NPOである新潟オープンソース協会と長岡技術科学大学が中心になって開発を進めているプロジェクトで、その特徴を一言で表すと、「データベースを利用したWebアプリケーションの開発のためのLinux」となる。具体的には、Fedora CoreをベースとしたディストリビューションからApache 2、PHP 5、PostgreSQL 8を扱うことに特化させたもので、パッケージもその用途に沿って厳選されているほか、インストール後はそれらの環境設定も行われている。
また、同様の環境をWindows上で使うことも想定し、同CDには上記のパッケージなどのWindowsインストーラも収録されている。配布されていたCD-ROMを試してみると、Windows環境には上記3つのソフトウェアのほか、PostGIS、PhpPgAdmin、FFFTP、TeraPad、PHPエディタなどがインストールされた。
ビジネス色が強くなってしまったLinuxWorldだが、そうした雰囲気を和らげてくれるのがキャンペーンガールの存在だ。最後に各ブースのキャンペーンガールの様子もお届けしておこう。
読者プレゼント今回のLinuxWorldのあちこちで目にしたノベルのSUSE LINUXのマスコット、Geekoのぬいぐるみをノベルよりいただいた。小さなほうは今回新たに作られたものだという。大小各1個を1セットとして3名の方にプレゼントしたいと思うので、Geekoを愛してやまないという方は下のアンケートフォームから応募してほしい。コメント欄にメールアドレスと何らかのコメントを書いていただければ担当者から返信させていただきます。なお、応募者多数の場合は抽選とさせていただきますのでご了承ください。 6月9日追記:応募は締め切りました。想定していた以上のご応募、誠にありがとうございます。当選者の方には一両日中にメールを送らせていただきます。また、いただいたメールアドレスは責任を持って破棄し、このプレゼント以外の目的で使用することはありません。 |
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