AT&TとMicrosoft、企業向け通信サービスで提携

AT&TとMicrosoftが提携し、向こう5年間で各種サービスを開発すると発表。まずはAT&TのVoIPサービスをMicrosoft Connected Services Framework経由で企業に提供できるようにする。

» 2005年06月07日 08時09分 公開
[ITmedia]

 米AT&TとMicrosoftは6月6日、企業向けの新サービスとアプリケーション提供に関する戦略提携を発表した。

 提携に基づき、AT&Tが149カ国で提供しているグローバルIPネットワークと、MicrosoftのConnected Services Frameworkを活用する。Connected Services Frameworkでは融合型の通信サービスを複数のネットワークとエンドユーザーデバイスにわたって提供可能。AT&Tはこれを利用して、必要な時に必要な場所で導入できる新しいネットワークベースのIPサービスとアプリケーション構築に当たる。

 さらに、両社が協力して向こう5年間でネットワーク対応の各種通信サービスを開発する。メッセージング、コラボレーション、メディア/ビジネスアプリケーションに焦点が置かれる予定。

 このロードマップの最初の目標として、MicrosoftはAT&TのVoIPサービスをWebサービスに対応させ、Microsoft Connected Services Framework経由で企業に提供できるようにする。これにより、AT&TのDynamic Network Applications(DNA)を利用しているユーザーが、MicrosoftのOfficeアプリケーションからクリックしてダイヤルできるようになる。

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