ラック、DoS攻撃対策装置の運用を肩代わり

ラックは、マネージドセキュリティサービス「JSOC24+シリーズ」のメニューに、新たにDoS攻撃対策装置の運用、管理を行う「Mitigation24+」を追加した。

» 2005年06月09日 02時22分 公開
[ITmedia]

 ラックは6月8日、顧客に代わってセキュリティ監視/運用を行うマネージドセキュリティサービス「JSOC24+シリーズ」のメニューに、新たにDoS攻撃対策装置の運用、管理を行う「Mitigation24+」を追加した。

 Mitigation24+は、企業に仕掛けられるDoS攻撃やワームによるトラフィックを検出し、緩和するDoS攻撃対策機器の運用、管理をアウトソーシングするサービス。管理対象は、トップレイヤーネットワークスの「Attack Mitigator IPS 5500」と日本ラドウェアの「DefensePro」の2製品になる。

 具体的には、同社のJSOC(Japan Security Operation Center)から24時間365日体制で機器の稼動監視を行い、障害発生時には原因の切り分けを実施するほか、月に1回、セキュリティイベントを集計したサマリーレポートを提供する。また、顧客の環境に応じてコネクション数の設定をはじめとするポリシーチューニングを実施するほか、対策機器ベンダーが提供する不正アクセス検知シグネチャの適用なども行う。

 同サービスの価格はオープンプライス。8月1日より、コマースサイトを運営している企業を中心に販売を開始する。

 なお、Mitigation24+の管理対象製品とサービス概要は、幕張メッセで開催中のInterop Tokyo 2005でも紹介される。

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