富士通SSL、企業内PC向けセキュリティ対策ソフト「PC/Safeシリーズ」を強化

富士通SSLは、PCのセキュリティを確保し、情報漏えいを防ぐ「PC/Safeシリーズ」の機能を拡充し、新たにメールフィルタリングツールなどを追加した。

» 2005年06月23日 20時06分 公開
[ITmedia]

 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は6月23日、PCのセキュリティを確保し、情報漏えいを防ぐ「PC/Safeシリーズ」を拡充した。7月1日より販売が開始される。

 PC/Safeシリーズは、ハードディスクの暗号化やファイルへのアクセス制御に加え、パッチやウイルス定義ファイルの管理、アプリケーションも含めたIT資産の管理といった機能を通じて端末のセキュリティ対策を行うソフトウェアで、複数のツールから構成されている。

 今回の製品拡充では、電子メール経由の情報漏えいなどを防ぐため、フィルタリングを行う「SafeMailDefender」と、送信メールの保存や検索、閲覧を行える「SafeMailKeeper」という2つの新製品が追加された。いずれも価格は30万円から。

 またPC/Safeシリーズの管理ツール「SafeManager」向けに、万一情報漏えい事件が発生した場合の追跡調査や監査を支援するオプション機能として、ログの一括収集や保管などを行う「SafeManagerAdminサーバログ管理」と、端末のセキュリティポリシーを一元管理する「SafeManagerAdminポリシー/ログ統合」が追加されている。サーバログ管理オプションは40万円から、ポリシー/ログ統合オプションは20万円から。

 さらに、PCへのアクセス制限/印刷制限を行う「SafeDefenseWinPRO」の印刷抑止機能を充実。不正接続を監視する「SafeIPWATCHER」では、監視だけでなく不正接続を遮断する機能をサポートした。

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