EricssonとSun、3G携帯向けのJava技術で提携拡大

EricssonとSunは、Java技術を基盤としてモバイルプラットフォームに実装するマルチタスキングソリューション開発で提携する。

» 2005年06月28日 08時31分 公開
[ITmedia]

 携帯電話機メーカーのEricssonとSun Microsystemsは6月27日、既存の関係を拡大してJava技術をベースとした統合型のマルチタスキングソリューション開発に当たると発表した。

 この技術はSunのConnected Limited Device Configuration(CLDC) HotSpot Implementationを基盤として、Ericssonのモバイルプラットフォームに実装される。これによってメーカーやデベロッパーは新製品とサービスを市場に出すまでの時間短縮とコスト削減が図れ、最終的にはエンドユーザーに恩恵がもたらされると説明している。

 マルチタスキング機能では、例えばJava技術をベースとしたプッシュ式のメールアプリケーションを、ほかのアプリケーションと平行して実行することが可能になる。Ericssonの3G携帯電話プラットフォームに組み込まれ、今年末をめどにライセンシー向けに提供予定。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ