スカイウェイブ、中小企業をターゲットにしたIP電話アウトソーシングサービス

スカイウェイブは7月11日より、中堅/中小企業向けのIP電話アウトソーシングサービス「Skyビジネスフォン」を提供する。

» 2005年07月05日 20時56分 公開
[ITmedia]

 スカイウェイブは7月11日より、顧客に代わってIP-PBXやIP網の管理を行う中堅/中小企業向けのIP電話アウトソーシングサービス「Skyビジネスフォン」を提供する。

 Skyビジネスフォンは、IP-PBXやIP網を含んだIP電話システムのアウトソーシングサービス。IP-PBXの導入/運用やIP網の構築といった手間をかけることなく、企業内LANにあらかじめ設定が施されたIP電話機を接続するだけで利用可能な点が特徴だ。通話や保留、転送といった基本的な機能が提供されるほか、留守番電話やWeb電話帳、会議電話といったオプションサービスが用意されている。

 同社がこれまで大企業向けに提供してきたソフトウェアベースのIP-PBX「SkyIP-PBX」をデータセンターに配置して提供され、フュージョン・コミュニケーションズの網を通じて公衆網や他のISPに接続する。一方ユーザーは、グローバルソリューションのVPNサービスである「VECTANT」を通じてセンターに接続する。

 スカイウェイブではSkyビジネスフォンを従業員数50〜100人規模の中堅/企業を中心に販売していく。料金は、初期導入費用がIP電話機1台当たり1050円、サービス利用料を含む月額基本料は月額2415円から。導入コンサルティング開始からサービス提供までに要する期間は1カ月程度という。

 同社はSykビジネスフォンの提供に当たり、フュージョンやグローバルソリューションのほか、IP電話機のパートナーとして鳥取三洋電機と提携。さらに、「SCP(skywave certified professional)」という認定販売パートナー制度を設け、広く販売パートナーを募集し、2006年3月までに約1万端末で2億円の売り上げを目指す。

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