富士通がメインフレーム「GS21」に新モデル、オープン環境との連携も強化

富士通は、メインフレーム「GS21」と、1つのきょう体にメインフレームとUNIXサーバ、IAサーバを搭載できるマルチサーバ「PRIMEFORCE」シリーズに、それぞれ新モデルを追加した。

» 2005年07月11日 17時21分 公開
[ITmedia]

 富士通は7月11日より、メインフレーム「GS21」と、1つのきょう体にメインフレームとUNIXサーバ、IAサーバを搭載できるマルチサーバ「PRIMEFORCE」シリーズに、それぞれ新モデルを追加し、販売を開始した。いずれも8月31日から出荷が開始される。

 「G21 400モデルグループ」は、CMOSプロセッサを採用したメインフレームの大型機。さらに性能を最大で50%向上させた新機種「GS21 400モデル40」と「GS21 400モデル30」が追加された。レンタル価格はそれぞれ月額8715万円から、7302万5000円から。

 同時に、メインフレームOS「OSIV/MSP Global System Software 21 internet extension(GSS21i)」に関して、機能を強化したパッケージソフトウェア「GSS21i V40」をリリースした。V40では、Symfowareデータベースへのリモートアクセス時の性能が約5倍に向上しているほか、UNIX/IAサーバ上のCOBOLアプリケーションから、GS21上のNDBやVSAMファイルへのリモートアクセスをサポートし、オープン環境とメインフレームとの連携を強化している。出荷は10月31日の予定だ。

 また、1つのきょう体にメインフレームとUNIXサーバ、IAサーバを組み合わせて搭載できるマルチサーバ、PRIMEFORCE 3000シリーズには、処理性能を最大25%向上させた「PRIMEFORCE 3100M」と「PRIMEFORCE 3090M」が加わった。いずれもXeonプロセッサ(EM64T)を採用したIAサーバ「PRIMERGY」を搭載できるようになっている。レンタル価格はそれぞれ月額1310万円から、月額1179万円から。

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